[MEMBER]
- VOCCHANG(Vo,Cho)
- YAZIN(G,Pg)
- Ryusa(G,Pg)
- Caesar(B)
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ODINの起源は2003年初頭まで遡る…。
HELLOWEENやRhapsodyのサウンドに衝撃を受け、メロディック・スピード・メタルに目覚めたYAZIN(G)は、自身の得意とする国産ならではのクサいメロディーと、メタルのパワー/スピードを融合したようなバンドを結成するため、ヴォーカリストを探していた。そんなある日、とあるスタジオでリハーサルを重ねていると、他の部屋から偶然漏れてきた、超人的なハイトーン・ヴォーカルを耳にする…これがVOCCHANG(Vo)との出会いである。音楽的ルーツも類似していた2人は即座に意気投合、メロディック・スピード・メタル・バンド:ODINを結成する。
こうして制作された1stデモ「Salvation」はメロディック・メタル・マニアの間で秘かな話題を呼び、バンドは、初のツアー「Zanarkand 2003」を同年12月に敢行、「Salvation」は数百枚を完売する。このODINを原型として、度重なるオーディションを経てTONGARI(Ds)、TAKASHIT(B)、BASHIKUN(G)を新たにパーティー(メンバー)に加えて、KNIGHTS OF ROUNDが結成された。
KNIGHTS OF ROUNDは1stアルバム「ETERNITY」をリリース。国産ならではのクサメロとVOCCHANG の強力なハイトーンを活かした本アルバムは、発売後6年を経過した現在でも、追加プレスが繰り返されるロング・セールスを記録している。しかしVOCCHANGが一身上の都合で脱退。KNIGHTS OF ROUNDは新VoにCaz:nieを迎えた新体制で更なる進化を遂げ、「国産メロディック・スピード・メタルの雄」としての地位を確立する。
一方VOCCHANGは、KNIGHTS OF ROUND脱退後も、龍5150やKissing the Mirrorへのゲスト参加等を通して音源を発表し、ヴォーカリストとしての更なる名声を獲得していく。また、YAZINとVOCCHANGはその後もソウル・メイトとして交流を続け、KNIGHTS OF ROUNDの楽曲のVOCCHANGヴォーカル・ヴァージョン(ショップでのCD購入特典として配布された)等のコラボレーションが続けられていた。
これらの音源を聴いたファンの間で、YAZINとVOCCHANGの再コラボレーションによるアルバム待望論が湧き上がる。このファンの声を具現化させようと奔走したのが、当時KNIGHTS OF ROUNDに加入したばかりのCaesar(B)であった。プログレッシヴ・メタル・バンド:Loszeal(ロスジール)で活動を続けていたCaesarは、「Loszealのギタリストでコンポーズも務めるRyusaの壮大なオーケストレーションやギター・センスと、YAZINのメロディー・センスが合わされば、より至高のメロディック・メタルを創造することができる!」と確信、YAZINとVOCCHANGを誘い、Ryusaとのジャム・セッションを実現する。4人はスタジオでのセッションを通して、「このメンバーであれば、ファンの期待に再び応えられる内容のアルバムを制作することが出来る」と直感し、遂にODINが再結成されることとなる。
新生ODINのニュー・アルバム「Endless Journey」は、初期ODIN時代にYAZINが作曲した楽曲を現メンバーでリメイクする等して、バンドの初期衝動を活かしつつも、現KNIGHTS OF ROUNDのギタリストでもあるRyusa作の楽曲も新たに加わり、至高のメロディック・スピード・メタル・アルバムとなった。
更なる進化を遂げるためのソウル・メイト(=ドラマー)を求めて、ODINによる冒険の旅は続いていく。